花枝の三味線ブログ〜小唄の師匠は考えた〜

高知で三味線の演奏・指導をしている花枝のブログです

長唄三味線演奏家の方とセッションしてきました

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こんにちは、花枝です。

 

先日、長唄三味線の演奏家の方とセッションしてきました。

その時感じたことを備忘録程度に書きとどめておきます。

 

長唄?小唄?常磐津??何が違うの????

今回ご一緒させていただいたのは、高知県で活動されている長唄の演奏兼指導家の男性です。

  

長唄…

難しいキーワードが出てきました…。

 

これは「ながうた」と読みます。

「長唄か…長い唄なんだろうな…」

と思われた方。

私の仲間ですね!仲良くしましょう!

 

…さておき、長い唄には長い唄なのでしょうが、実はそんな単純なことでもないようです。

 

私は小唄(と常磐津)を勉強していますが、それとは違うのが長唄なのです。

 

同じ三味線を使うけど…違う三味線

長唄の三味線も、私が使う小唄の三味線も、パッと見た目はあまり違いがありません。

音楽として両者を聞き比べた時も、あまり違いがわからないのが一般的な感覚なのだろうと思います。

(そう思いますし、違いがわからないことに対して不思議だとも思いません。)

 

うーん、上手く例えられているのか分かりませんが、

「同じ陸上だけど、100メートル走とハードル400メートル走ぐらい違う」

んじゃないかなあと思います。

 

もしくは

「同じ水泳だけど、バタフライとクロールぐらい違うよ」

とか…。

 

どちらも同じ「三味線」という楽器を用いますが、その内容と主な魅力とする部分はかなり違いがあります。

※これに関しては、おいおい別記事でまとめた方がいいような気がしますので、また改めます。

 

三味線で何を表現したいのかは人それぞれ!

今回一緒にセッションさせていただいて感じたことは

「同じ三味線を使うけれど、表現したいことはそれぞれ違うんだな!」

ということでした。

 

私は三味線の響きが大好きで、その繊細な響きを楽しむ演奏が好きで小唄を勉強しています。

すっきりコンパクトにまとまった歌詞も魅力がありますし、短いからこそいろいろな曲が楽しめるのではないかなと思っています。

 

ご一緒した男性は、さすが長唄のプロの方ですので撥さばきが非常に鮮やか!!!

現代曲も弾きこなしますし、古典も演奏されるオールマイティーな方です。

”三味線じゃなければ表現できない音楽”を追求されている姿勢も、とても格好いいと思いました。

 

大切なことは自分で見つけること

「自分にとって、三味線の魅力とは何だろう?」

…私は長年この疑問をすっ飛ばして稽古をしてきたと思います。

 

自分で芸の良さを考えること、感じること、自分でやってみること、そこから学ぶこと…

時間はかかると思いますが、だからこそ三味線って長く付き合えるものなのだと思いました。

 

今回長唄の演奏家の方とセッションして、また一つ三味線の魅力を見つけられたような気がします。

 

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